1)教科
小学校 3年 外国語活動「アルファベット」 分類 B
2)学びの目的
- SPRK+をアルファベットの形に動かす活動を通して、アルファベットに慣れ親しむ。
- SPRK+を複数のアルファベットの形に動かす活動を通して、アルファベットの作図が命令通りに作図できることを理解させる。
3)指導計画・指導時間
モジュール(10分×4回)
4)授業構想
26文字のアルファベットの文字、音に慣れ親しむ。アルファベットをタブレットに描き友達とクイズを出し合う活動を通して、プログラミングを指導して、さらに学びを深いものにし、さらなる創造性を啓発するものである。
5)授業の概要
児童に学んで欲しい、プログラミングの考え方
本時の学習は。SPRK+で、アルファベットを描くプログラミングすることを通して、アルファベットに慣れ親しむ活動である。アルファベットの読み方、音などに注目させるとともに、何度も描き友達とクイズを出し合うことでアルファベットへの理解、興味を喚起させたい。また、実際にアルファベットを出題するときに、児童自身が描くことで、アルファベットの形を理解し、相手に伝える「他社意識」をもつことで、アルファベットの形を正確に伝えることを意識させたい。
プログラミング体験の概要
まず、2つのグループに分かれ、一方はアルファベットを一文字選ぶ。次に、選んだ文字を一筆書きにするにはどうすればよいかを考えさせる。「DRAW」モードでタブレットに描く。「スタート」を押して、自分がタブレットに描いた通りの動きをするか、どう修正すればいいのか考えさせる。その後は他方のグループに描いたアルファベットを動かして見せ、考えさせる。
授業の流れとSphero Eduの使い方
時間 | 活動内容 | 留意事項 |
---|---|---|
0:00 | これまで学んだアルファベットをプログラムで表すという課題を掴む。 Sphero Eduの基本的操作を確認する。 |
アルファベットの形、音を確認する。 |
0:05 0:10 |
描くアルファベットをグループで考えて決める。一筆書きで書く方法を考え、描く。 描いたアルファベットのプログラムを動かして他方のグループにクイズを出す。 |
正確な書き順とは違うことを伝え理解させた上で、一筆書きするにはどのように描けばよいかを考える。 アルファベットの形の特徴をとらえて、描くように伝える。 |
6)ワークシート
なし
7)留意点
- SPRK+はグループ1台用意し、その1台でグループ毎にプログラムを検討していく。タブレットが人数分ある場合は、それぞれがプログラミングした後、交代で接続し試すことで、少ない台数のSPRK+での授業を可能にして行く。
- SPRK+は連続して使用するとバッテリーの消費が想定されるため、予備機の用意か、使わないときの充電で対応する。
- 動作させる秒数は床面の材質、学習するスペースによって異なるため、事前に指導者が確認した上で指定することが望ましい。
動画
例)アルファべット“A”を出題
https://shorts.flipgrid.com/watch/11681230551253352