マニュアル操作で、SPRK+でどんな動きができて、どんな動きが苦手なのかを実感します。まずは、ドライブモードのアイコンを選択して、マニュアル操作画面を表示してSPRK+を動かします。
初めに色を変えてみましょう。右記のドライブ画面の上部にある様々な色からなる円の中にある小さな丸のポイントを指でドラッグし、SPRK+の色がどのように変化するかを確認します。ここでは、どのような色を表現できるかを実感することが大切です。また、明暗のスライドバーのポイントをドラッグして、明るくなったり暗くなったりすることを確認します。
次にSPRK+の向きを決めるAIM(エイム)で進行方向を決定します。この作業はSPRK+を使う上で、一番大切な作業とも言えます。球体のSPRK+には前後が決まっていないので、何をするにしてもAIMの方向設定リングで基準を自分で設定することが重要となります。SPRK+を自分の正面に来るように地面に置いてから、AIMというアイコンをタッチして以下の画面を出します。
画面上の青い小さな丸を方向設定リングに沿ってドラッグして、SPRK+本体を回転させ、青色テールライトが自分を向くようにします。これで操縦デバイスと本体の位置関係が設定されました。最初のドライブ画面に戻って、中央にあるスピード設定バーをまずは低速(小さな丸い青色ポインターを左にスライドします)に設定しておきましょう。次に、ドライブ画面の下部 にある青い線で囲まれた円の中にある青色のポインターを指 でスライドして、SPRK+ を実際に動かします。ポインターを上に動かすと自分からまっすぐ離れた方向にSPRK+が動き出します。この方向が0度であることが大切です。下に動かすと自分に向かって動きます。この時の角度が180度です。慣れてきたら、スピードを上げてみて、どれくらいの速さで動くのか、どんな動きができるのかを、感覚をつかみましょう。あまり細かい動きはできないことや、どれくらいのスピードが出せるのか、基準となる方向を認識することが重要です。実際の授業ではオーバルコースを設定し、3、4人でレースをしても面白いかもしれません。遊びながら、スピード、色などの特性を実感できるような工夫をしましょう。例えば自分の操縦するSPRK+がわかるように、色を最初に設定するのもいいでしょう。